和食に宿る「和する」精神

自分の目の前にもし違う性質の人が現れたら、

やっぱり、その人を避けるのではなくお互いにどういう意見を持っているのかをきちんと伝え合い調和していくこと

そんなことが大事だよな〜

とある日のことご飯を食べながらふと思ったんです。

なんでかっていうと「和食」の「和」って、「調和」するの「和」だよな〜と連想したんですよね。

和食に見る「調和」する力

日本はこれまで外国の文化を上手に取り入れてきたと思うんです。

和食もその一つだと思います。


色んな地域の料理を取り入れ融合し創作された新しい料理を「和食」というジャンルの体系に取り込んでいく。

そういう和食の外の文化と調和していくことって他の国の料理にはない特色だと思うんですよね。

創造は「調和」から生まれる


ちょっと前に「排除します!」なんていう言葉が流行りましたが排除していたら新しいものが生まれないし、何より対立構造が生まれてしまい平和な世の中でなくなってしまうと思いませんか?

異なる意見を排除するのではなく調和していくことが大切だな、そういうことを和食を食べていて感じたんです。

「調和」から生まれたもの


例えば和食で「調和」から生まれたものに「肉じゃが」があります。

個人的に肉じゃがはとっても好きです。想像したら食べたくなってきたあ(笑

肉じゃがが生まれた背景って結構有名なのですが、ご存知ない方もいるかもしれないのでちょっと触れておきます。

あの有名な東郷平八郎さんがイギリス留学時に味わったビーフシチューを部下の軍人さんに作るよう命じたらしいのです。

当時日本でビーフシチューは知られておらず命じられた部下は東郷さんの話から食材を醤油と砂糖を使って煮込んで作ったというのが肉じゃがの始まりだそうです。

使う食材は同じだけど、調味料が違っていたんですね。

つまりイギリスの食材のレシピと日本の調味料という異質の文化が調和してそれまでイギリスにも日本にもなかった肉じゃがが生まれたんですね。

今求められる異文化との「調和」


どうでしょうか?

そとの文化と調和する「和食」って素敵な文化だと思いませんか?

異文化に触れた時に排除したり避けたりしていては建設的なことは何も生まれないと思います。

今こそ和食の精神を見習い異文化と調和することが求められている時代はないと思います。

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