ハリーポッターシリーズの最新映画観てきました。
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密です。
もともとハリーポッターシリーズが大好きでこれまでのシリーズは全作観ています。
今回の作品もとても楽しめました。
この映画のテーマは何だろう?ということを考えながら鑑賞したのですが、映画の物語から「困難な問題に立ち向かう秘訣」を感じました。
簡単なあらすじは闇の勢力筆頭のグリンデルバルドが魔法界の代表に選ばれるのをダンブルドアチームが阻止するというものです。
闇のチームはなかなか手強くダンブルドアチームは苦戦します。
でも最後まであきらめず闇のチームと闘います。
最終的にダンブルドアチームは闘いに勝ちグリンデルバルドが魔法界代表に選ばれるのを阻止したのでした。
わたしはこの物語を見て思いました。
この物語にはこれから社会人となる若い人たちへのメッセージが含まれていると。
「今年社会に巣立ちこれからやってくる困難に立ち向かうため、よい仲間を作ろう。」、そういう思いをこの映画の制作者はこの映画に込めたのではないか。
そう感じたのです。
ピンチに陥った時、一人では突破することができなくても仲間と助け合い、励ましあうことで勇気を得て問題に立ち向かう力が湧いてくるよな。
ダンブルドアチームの勝利を見るのと同時に自分の会社生活での出来事が頭に浮かんできました。
あれは2011年の東日本大震災の時のことでした。
わたしはメーカの営業をしていたのですが震災の影響で工場で部品の調達がままならなくなりモノが作れなくなってしまったのです。
その商品は当時売れに売れている商品でお客様からは一刻も早い納品をいつも求められているモノでした。
震災で供給がストップしてしまった時、わたしたちは営業チームで結束しました。
各エリアの担当が一堂に会し毎日対策会議をするようにしたのです。
数少ない生産した商品をどのお客様に回すか?
皆でお客様の重要度を共有し優先順位を付け優先度の高いお客様から商品を引き当てていったのです。
とは言え、どのお客様にも十分な商品が届けられずしばらくは苦しい状態が続いたのです。
でもそうした中でも営業の仲間と苦しい状況をシェアすることであいつが苦しいなら俺も我慢して耐えなくてはならないなと気持ちの上でお互い支え合うという時間を過ごしたのです。
震災のモノ不足から抜け出すのに半年ぐらいはかかったと思います。
後から思い返すと一緒に苦労した仲間がいたことで耐え抜き苦境を脱することができたんだなと思います。
新しく会社に入りこれから活躍するみなさん、よい仲間と信頼関係を育み良いチームを築いていきましょう。
苦境に陥ったときチームの存在が心の支えになります。また、苦しい時期を一緒に乗り越えることでチームのメンバーとの結束がより高まります。
そうすることでまたさらにチームの耐える力が増していきます。
会社に入って仕事を覚えるのも大事ですが一番大切なことは仲間を作ることだと思うのです。
若い人たちのこれからの活躍を心から願っています。
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